~現場から生まれた科学的アプローチ~
保健室コーチングベーシックコース
感情を受け止めるだけの対応では、
何か足りないと感じているあなたへ・・・
本当に大切なのは、話を聴くことだけではありません。
相談者(子ども・大人)が
自分で問題解決の道筋を立てることができるよう
導くことなのです。
保健室コーチングでは、
脳科学の理論をもとにそこに至るための
明確な理論を提示し、
言語、フィジカル(身体)、体感、教育相談ツールの
4つの視点から、
相手を可能性のある存在としてアプローチをします。
また、みなさんがこれまで
バラバラのものとして学んできた
人間関係力、交渉力、自己肯定感、
さらには保健室経営(学級・学年経営、会社経営含む)が
この6日間で一気に向上します。
その秘密のカギは「深い人間理解」を根底とした
ベーシックコースのプログラム構成にあります。
心理・教育という狭義の世界を超えた
メタな世界認知から
ひとりひとりの可能性を引き出し、
生きる力を育てる
本質的な理論と手法を、お伝えします。
保健室コーチング誕生のきっかけは
今までのアプローチに限界を感じたことでした
保健室コーチングの誕生は、私が養護教諭時代、荒れた中学校での生徒たちの対応に「今までのアプローチでは限界がある!」と感じたことに始まります。
「言語」で表現できない子どもたちがやってくる保健室。
なのに、
「どうしてコトバで言わせようとするの?」
「受容と共感だけでは何も変わらない!」
そんな悶々とした時期に出会ったのがNLP心理学でした。
このNLP心理学と脳科学、コーチング理論、カウンセリング理論を実際の教育の現場で実践し検証して生まれたのが
「保健室コーチング」です。
保健室コーチングは、一般的に「コーチング」と呼ばれているものだけでなく、カウンセリング的アプローチや身体的ケアも取り入れた教育的アプローチです。
10分の間に、
「子どもたちの状態を、授業を受けることができる状態に戻す」
「問題を学びのチャンスに変えて、思考変化 行動変化を起こす。」
これらを目的にした教育的手法を学びます。
保健室コーチングは、癒しや心理療法ではなく「生きるチカラ」を育てるアプローチ法です。
保健室コーチングの4つの視点
◆言語 ・・・ 主として言語を使ったコーチング的アプローチ。的確な質問で、子どもたちの思い込みを解除したり、問題解決のための方法を引き出します。
◆フィジカル(身体)・・・心と体の密接な関係を理論的に活用し、体に直接触れて不安や緊張を軽減していきます。
◆体感 ・・・ 子どもたちが取り組みやすい動きのあるワークで、リフレーミングを起こします。短時間でマイナスの感情が「大丈夫」の感覚に変化します。
◆教育相談ツール・・・脳の科学に裏付けられたさまざまなカードを活用します。カードの活用により、子どもたちの深層部分にある「願い」「制限」を引き出したり、言語化しにくい人間関係を視覚化したり、行動に向けての思考を刺激します。
この3つの視点から、子どもたちが悩みや問題に対して主体的に考え、解決のための道筋を発見し、行動するための具体的な支援を行います。
保健室コーチングを学ぶことにより、支援者自身のコミュニケーション力、交渉力、仕事への自信も高まります。
理論とワークの両輪を
アクティブラーニングで楽しく学ぶ!
ベーシックコースの学びは、アクティブラーニング!
レクチャー、ワーク、グループシェアでお互いに関わりながら、楽しく学びます。
全6回を3ヶ月かけて行われるため、学んだことを現場で実践しシェアをすることで、学びを深めていきます。
手法を現場で実践し、そのフィードバックを次の講でもらうことで、理論と手法と現場実践がつながっていきます。
保健指導でも応用できるたくさんの検証実験は、「理論を実感できる」と多くの受講生に喜ばれています。
心理系のロールプレイにありがちな重苦しさはありません。
とにかく笑いが絶えない楽しい雰囲気でのワークばかりです。
受講生さんからは、「苦手だったペアワークも こんなに楽しいなら全く苦にならない」
という声を頂いています。
2019年6月からのベーシックコースはここが違う!
保健室コーチングベーシックコースの初開催は、2009年名古屋。
県内外から16名の参加がありました。
あれから10年。
それまで何度も内容の改定や伝え方の工夫、理解を深めるワークの開発をしながら、バージョンアップしてまいりました。
10年目の節目を迎えた今年は、協働パートナー 毛利恭枝コーチとともに、ベーシックコース内容の大改訂を行いました。
改訂ポイントは以下の3点です。
(1)保健室コーチングの背景理論である「脳科学」「波動エネルギー論」「認知科学」をよりわかりやすく、参加者の思考シフトを促すプレゼンテーションや検証実験の導入
(2)対人支援や教育の現場で、すぐに役立つ手法が定着するトレーニング方法の導入。
(3)一人一人の受講生が持つ課題に丁寧に時間をかけ、より深い気付きを促す。
受講生の方々の理解の深まり、力量の定着、個々の課題の本質に丁寧にかかわるため
2019年6月からのベーシックコースでは 少人数(定員12名)とさせていただきます。
新・ベーシックコースで学ぶ内容
☑ スキルが機能するための状態管理法=人生の謎を解くカギ
☑ 脳科学に基づいた「心を動かし、行動化につなぐ言語理論」
☑レジリエンスを高めるための保健指導のヒント
☑ コーチングシートを使った教育的アプローチ法
☑ 言語表現が苦手な子どもの気持ちを短時間で立て直す体感ワーク
☑ 教育相談ツールを使った「本音」「主体的行動」を引き出す手法
☑ 「思い込み」に気づかせる脳科学傾聴の方法
☑ 保健室(学級)運営、交渉力、指導力向上のための手法
☑自己の生きづらさパターンの意識かときとその解放方法
あなたが得られること
☑ 状態や感情を決定づける内的条件の理解と教育的視点からの問題の把握と支援の手順
☑ 無意識レベルの相互作用を体感するワーク、支援者の状態、想いが引き出す影響と具体的な状態管理法
☑ 脳の科学に基づいたコーチング的アプローチの方法(問題をチャンスに変える教育的言語の使い方)
☑ 自己肯定感を高めるための脳科学理論と手法
☑ 「カウンセリング的傾聴(感情にフォーカス)」から「脳科学傾聴(思い込み文法を読み解く)」へのシフトの方法
☑ 「できない!」「無理!」を「やってみよう」「できるかも」にかえる画期的アプローチ法
☑ 教育相談ツールを使ったアプローチの方法
☑ 一人の人間として、自分らしく幸せに生きるチカラを育てる方法